今年も残り2か月を切りましたね!
11月に入ったころはまだ温かさを感じる日も多く
過ごしやすい日が続いていましたが、
最近では急に寒くなる日もありだんだんと
冬に近づいていることを実感しております(´▽`*)
そろそろ衣替えや年末の大掃除を少しずつしないといけないな・・・
と思いながらも、なかなか出来ずにいます(*_*) (笑)
さて、今月の24日は何の日か皆さんはご存じでしょうか?
い(1)い(1)に(2)ほんしょ(4)く、ということで、
11月24日は「和食の日」です (^O^) /
平成25年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されたことから制定され、
日本の伝統的な和食文化の保護・継承の大切さについて考え、
和食の大切さを再認識するための日とされています!
普段から何気なく口にしている和食ですが、
昔から受け継がれてきた大切な食文化ですので、
今回は和食についてお話したいと思います(*’ω’*)
【和食の4つの特徴について】
①多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の豊かな自然の恵みの食材が多様にあり、
その素材を活かした調理方法の工夫があります。
②健康的な食生活を支える栄養バランス
一汁三菜が基本で、ご飯に汁物1品、主菜1品、副菜2品の献立のことで、
理想的な栄養バランスとされています。
また、うま味を上手く使うことで動物性油脂が少なくなり健康的です。
③自然の美しさや季節の移ろいの表現
料理の彩りに季節の花や葉などで飾りつけをしたり、
季節に合った器などを使用することで、季節感や自然の美しさを表現しています。
④正月などの年中行事との密接な関わり
1年の行事の中でそれぞれに合わせた行事食があり、
自然の恵みである「食」を分け合い、
食事の時間を共にすることで家族や地域の絆を深めています。
和食の特徴について4つご紹介しましたが、
その中でも「出汁」を上手く活かした料理は、
和食のイメージの中でも強いのではないでしょうか?
出汁は料理の味のベースとなるだけでなく、
食材の旨味を引き出したり、全体を調和させる役割もあります!
そのため、調味料が少なくて済むので、
素材の旨味がたっぷりの体に優しい料理を作ることができます(’▽’ *)
近年では手軽に使える粉末だしなどが使われることも多いかと思いますが、
今回は基本の出汁の取り方をご紹介しますので、
ぜひ一度日本の伝統的な調理方法で出汁をとってみてはいかかでしょうか♪
★ あわせ出汁 ★
【材料】
・出汁昆布 … 10g
・削り節 … 10g
・水 … 500㎖
【作り方】
①鍋に水と昆布を入れ、30分以上漬けておく。(一晩漬けるとより旨味が引き出せます)
②①を中火にかけ、沸騰する直前に取り出す。
③削り節を入れ沈み始めたら、ボールなどにキッチンペーパーを引いたザルを置き
出汁をこす。
★ いりこ出汁 ★
【材料】
・煮干し … 20g
・水 … 500㎖
【作り方】
①煮干しの頭と腹わたを取り除く。
②鍋に水と①を入れ、30分以上漬けておく。
③弱火にかけ、アクが出てきたらすくい取り、5分程度煮立たせたら火を止める。
④ボールにキッチンペーパーを引いたザルを置き、出汁をこす。
少し手間がかかるイメージもあるかと思いますが、
味も香りも一段と美味しさが増しますので、
ぜひ出汁を使って美味しい和食をご家庭でも作ってみてください♪