春爛漫 桜かおるレシピ


やっと暖かくなってきて春を感じるようになりましたね。

今年は、桜の開花が遅かったのでちょうど満開を迎えているところも多いのではないでしょうか。


春の日差しの中で、桜を見ながらお弁当や桜餅を食べながらのお花見も素敵ですね。

お花見は、平安時代に貴族が桜の木の下でうたを読んだり蹴鞠をして楽しんだのが始まりと言われています。


今回は、お花見に行けなくても桜を感じられる春のレシピを紹介しますね。




白身魚のとろろ桜蒸し

<材料(1人前)>

白身魚(タラ、鰆、鯛など)1切れ(80−100g)

酒 大さじ 1/2

塩 ひとつまみ

山芋 30g

あれば桜の花の塩漬け 1個

<銀あん>

だし汁 30ml

みりん 小さじ1/2

薄口醤油 小さじ1/2

片栗粉 小さじ1/4


<作り方>

①花の塩漬けは、水を貯めたボウルなどで振り洗いし、キッチンペーパーで水気をとる。

②白身魚に酒と塩をふりかけ下味をつける。(臭みとりにもなります。)

③山芋はすりおろす。

④お皿に2の魚をのせ、3のとろろをかける。

⑤蒸し器(強火)10分くらい蒸す。フライパンや鍋の3cmくらい水を入れ、お皿ごと入れて蓋をして加熱しても大丈夫です。

 または、ふんわりラップをし、600Wの電子レンジで5分加熱する。

⑥銀あんの材料を鍋に入れよく混ぜ、とろみがつくまで加熱する。

⑦5に6のあんをかけ、1の桜の花を飾る。


菜の花や山菜、たけのこなど春を感じる食材を添えてもいいですね!


桜の花の塩漬けが手に入らなければ、柚子やわさび、木の芽などをのせてもいいと思います。写真は木の芽です。



桜の花や葉の香りは、クマリンと呼ばれる物質で抗菌作用、リラックス効果をはじめとして鎮静作用、血圧低下作用、咳止め作用、二日酔い防止作用などが期待できるそうです。

食べる量が少ないので、栄養としての効果は期待できませんが、花にはビタミンAやビタミンB、ビタミンEなどが含まれています。

桜を見るだけでなく、桜の花を使った料理で丸ごと桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。